編集後記  303号  7月号  2008.7.11発行

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2008.7.11

1960年7月11日、コンゴでベルギーから独立する紛争が始まった。この国がベルギー領になったのはある不思議な出来事からである。それは月蝕。ベルギー陸軍大尉がコンゴ国内を移動中、ある部族にとらえられた。無断行動なので処刑されても仕方がない。あきらめていた。ふと手帳をみると今日は月蝕である。コロンブスが月蝕を利用してインディオを征服したという話を思い出した。酋長を呼び出して、「我々を殺すというのなら、今夜だけ月を消してしまうぞ」。なにやら呪文を唱えだした。月は欠けだした。酋長たちは「お助けください」と、地面にひれ伏した。よし、それには条件がある。お前たちの領土をベルギーに明け渡せ。「仰せのとおりにします」。月が再び光を取り戻し、コンゴはベルギー領になったのである。


あおばタイムズ
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