憧れのハワイ航路

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都筑区版 119号  
平成20年4月25日発行


常夏の国、ハワイ。ひところ、「憧れのハワイ航路」は夢だった。航空路の急速な発展で、今は日本には身近な海外旅行のひとつである。日本から初めてハワイに砂糖キビ畑の出稼ぎ労働者が渡ったのは、1868年(明治元年)4月25日のことだった。横浜港に集まった移民団、農民出身者は極めて少なく、植木屋、左官屋、桶屋にこんにゃく屋、中にはやくざ、遊び人浮浪者までいたという。34日かかって6月1日、ホノルルに着いた。上陸したときは、揃いの印半纏に豆絞り、粋な出で立ちだった。ところが、聞くと見るとは大違い。熱帯の気候は過酷だった。自殺者も出た。このあと、日本とハワイとの間に移民に関する条約が結ばれた。日本初の移民団は、たまたま明治元年だったので、「元年者(がんねんもの)」と呼ばれた。ハワイ移民のパイオニアである。


あおばタイムズ
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